結局のところ、中高生が海外転勤についていくことは無謀なのか、についてですが、アメリカの学校でそれなりに馴染むことはできるけど、その後の進路がどうなのかということが言えるでしょう。
我が家は2年という期限で来ていますので、2年たったら日本に戻らなければなりません。その時に、下の子は中学生なので、問題なく学校に入れます。ですが、上は高校生なので、編入試験を受けなければなりません。それが、アメリカの学校と日本の学校とでは、カリキュラムが違うために大変なのです。そのために、日本人は、週末に補習校という、日本の学校に合わせて授業してくれる学校に通う方が多いです。多い、というのは通っていない子もいると思うからです。現に、うちの子も通っていません。学校までは少し遠いというのもあります。土日にも、主人は仕事のこともあり、車で通うのも私では心配だからです。ですが、週に1回のこの学校、よほど真剣にしないと定着しませんよね?頑張っている子はすごいと思いますが、実際どうなのでしょう?うちの子も、家で自分で勉強するように、教科書や参考書など買ったりしています。時々は勉強していますが、頑張っているかというと・・そこまでではないですね。編入試験で上手く高校に入学できればいいけれど・・・おそらく、どこかの学校に入ってからそこで、苦しむのかもしれません。大学に入学したかったら、そこで上手くいかずにつまづいてしまうかもしれません。
ただ、我が家に関して言えば、もともとが凄く優秀な部類ではなかった子なので、それなら英語だけでも少し出来た方がいいのではないか・・とそういう思いもあってアメリカ行きを決めましたから、あまり深く考えていません。もし、勉強に落ちこぼれたら、その時考えたらいいのではないかなとそう考えています。ここらへんは無謀といえば無謀ですね。本当に、日本に帰ってみないとわからないことです。